月別アーカイブ: 2018年8月

日華化学 20億円投じ韓国に子会社の新工場建設

日華化学 20億円投じ韓国に子会社の新工場建設

日華化学(本社:福井市)の連結子会社NICCA KOREA CO.,LTD.(以下、ニッカコリア)は、付加価値の高いフッ素化学品および特殊樹脂等を中心とした化学品事業の販売拡大に対応するため、ニッカコリアの工場を拡張することを決めた。
このため、韓国・大邱(テグ)市に690平方㍍(約210坪)の用地を取得し、延床面積3430平方㍍(約1040坪)の新工場を建設る。取得額は約200億ウォン(約20億円)。2018年9月に着工し、2019年第4四半期中に竣工、2020年第1四半期中に稼働する予定。

タダノ インドにクレーン製造・販売の合弁会社設立

タダノ インドにクレーン製造・販売の合弁会社設立

建設用クレーンメーカーのタダノ(本社:香川県高松市)は8月27日、インドのクレーンメーカー、エスコーツ・リミテッド社と合弁会社を設立することで合意したと発表した。インド市場における事業拡大と、グループとしての競争力を強化するのが狙い。
新会社の所在地はインド・ファリダバード市で、資本金は6億インドルピー(約9億5000万円)で、出資比率はタダノ51%、エスコーツ社49%。建設用クレーンの開発・製造・販売を手掛ける。2023年度に12億1500万インドルピー(約19億円)の売上高を見込む。

レンゴー 19年4月から「65歳定年」を導入

レンゴー 19年4月から「65歳定年」を導入

レンゴー(本社:大阪市北区)は、2019年4月から「65歳定年」を導入する。同社の定年は現在60歳だが、2005年に65歳まで再雇用できる制度を法律の施行に先駆けて導入。その後、2013年に改正高齢者雇用安定法施行後は、原則として希望者全員を65歳まで再雇用している。
高齢者の活用をさらに進めるため、かねてより労働組合と「生涯現役」を労使共通のスローガンとして精力的に議論を重ね、今回制度として65歳定年の導入を決めた。

ベトジェット 19年1/11から成田~ハノイ線に新規就航

べトジェット 19年1/11から成田~ハノイ線に新規就航

ベトジェット(以下、VJ)は8月28日、2019年1月11日から成田~ハノイ線に新規就航すると発表した。使用機材はA321neo(230席)で、毎日運航する。成田発9時30分、ハノイ着14時。ハノイ発0時55分、成田着8時。
VJは現在、ベトナム国内線で最大の40%を超えるシェアを誇る航空会社で、日本の首都圏とベトナムを結ぶLCCとなる。

障害者雇用 中央省庁の8割・27行政機関で水増し

障害者雇用 中央省庁の8割・27行政機関で水増し

厚生労働省の調べによると、障害者雇用の水増し問題で、中央省庁の8割にあたる27の行政機関で雇用する障害者の数が3460人も水増しされていたことが分かった。
この結果、2017年6月末時点で中央省庁全体で6800人余りの障害者が雇用され、法定雇用率(2.3%)を達成していたことになっていたが、この半数が水増しされていた。これにより、実際の雇用率は1.19%だった。
水増しされた障害者数が最も多かったのは、国税庁で1020人に上った。次いで国土交通省、法務省と続いた。

積水ホームテクノ ワンタッチでOK 介護施設向けユニットバス

積水ホームテクノ ワンタッチでOK 介護施設向けユニットバス

積水化学の100%子会社、積水ホームテクノ(本社:大阪市淀川区)は8月27日から、介護・医療福祉施設向けユニットバス用新製品「wells自動洗浄・湯はり浴槽」を発売した。これは同社とリンナイの共同開発技術を搭載した製品。
リモコンスイッチのワンタッチだけで、浴槽の排水から洗浄、お湯はりまでを全自動で行えるシステム。ユニットバス「wellシリーズ」に設置が可能で、同シリーズであれば既存ユニットバス浴槽の置き換えも可能という。
9月16日から納入開始予定で、2019年度1000台の販売を見込む。

JR九州 タイ・バンコクの分譲マンション事業に参入

JR九州 タイ・バンコクの分譲マンション事業に参入

九州旅客鉄道(本社:福岡市博多区、以下、JR九州)は8月27日、タイ・バンコクの分譲マンションプロジェクトに参入すると発表した。
JR九州グループにとって、同プロジェクトは海外分譲マンションとしては初の取り組みで、昨年取得したサービスアパートメント「Shama Lakeview Asoke Bangkok」に続くタイ不動産事業第2号案件となる。
このプロジェクト推進にあたり、9月にタイの不動産デベロッパーなど3社の共同出資による現地法人を設立する予定。

東洋紡 中国で臨床検査解析装置の販売を開始

東洋紡 中国で臨床検査解析装置の販売を開始

東洋紡(本社:大阪市北区)は、中国の国家薬品監督管理局(SDA)で、全自動遺伝子解析装置「GENECUBE」および、尿中有形成分分析装置「USCANNER(E)」の登録を完了し、8月から中国国内の医療機関で診断に用いる臨床検査装置として販売を開始した。
同社では今年度、両機器合わせ数億円規模の売り上げを見込んでいる。

豊田合成 中国の地域統括会社の形態を変更 12月から

豊田合成 中国の地域統括会社の形態変更 12月から

豊田合成(本社:愛知県清須市)は、中国市場でのさらなる事業拡大に向けて、地域統括会社の豊田合成(上海)管理有限公司の会社形態を「管理性公司」から「投資性公司」(持株会社)へ変更する。同地域内における経営判断を迅速化し、効率的な事業運営を推進するため。
これに伴い、当該子会社の社名を豊田合成(中国)投資有限公司へ変更する。会社形態と社名の変更時期は、2018年12月を予定している。

新都HD 中国・山東拉峰服装有限公司と業務提携

新都HD 中国・山東拉峰服装有限公司と業務提携

新都ホールディングス(本社:東京都豊島区)は8月22日、デニム素材のカジュアルウエアの企画・製造・販売の山東拉峰服装有限公司(本社:中国山東省煙台市、以下、山東拉峰)との間で、業務提携することで合意、契約を締結したと発表した。
業務提携の内容は①山東拉峰が開発、保有するパターンオーダーシステムの導入(10月予定)②山東拉峰が開発中のICチップによる体調管理・健康促進システムの導入③ ①②のシステムを付与したアパレル商品の開発と、日本市場での販売(2019年1月予定)など。