月別アーカイブ: 2018年9月

JSRグループ ベトナム・ハノイに現地法人設立

JSRグループ ベトナム・ハノイに現地法人設立

JSR(本社:東京都港区)の連結子会社、JSRトレーディング(本社:東京都港区)は9月12日、ベトナムの首都ハノイに現地法人「JSR Trading Vietnam Co.,Ltd.」を設立し、営業開始したと発表した。
新会社の資本金は、207億9900万ベトナムドン。石化製品、金属容器・機器などの輸出入・国内売買等を手掛ける。

ユニバーサルE フィリピンの不動産投資会社を子会社化

ユニバーサルE フィリピンの不動産投資会社を子会社化

パチスロ・パチンコを主幹事業とするユニバーサルエンターテインメント(本社:東京都江東区)は、連結子会社Tiger Resort Asia Limited(以下、TRA)が、将来、フィリピンにおけるカジノリゾート事業の運営を視野に、同国の不動産投資事業会社、Asiabest Group International Inc.の発行済み株式の66.6%を取得し子会社化すると発表した。
取得株数は2億株で、取得価額は14億8400万円(アドバイザリー費用1億3300万円を含む)。株式譲渡実行予定日は2018年11月12日。

日通の現地法人がインドネシアに駐在員事務所開設

日通の現地法人がインドネシアに駐在員事務所開設

日本通運の現地法人、NEXグローバルエンジニアリング(本社:シンガポール)は、インドネシアの首都ジャカルタに駐在員事務所を開設、9月1日から営業を開始したと発表した。
在インドネシア日系企業の顧客企業やパートナー企業などの約40名の来賓を迎え9月5日、開所式を執り行った。同事務所では重量物輸送に関する物流コンサルタント業務を手掛ける。
日本通運はインドネシアでのロジスティクス事業を強化するとともに、トータルで顧客ニーズに応え、グローバルロジスティクス事業のさらなる拡大を図る。

三菱ケミカル 中国・成都市で機能性樹脂製造拠点を新設

三菱ケミカル 中国・成都市で機能性樹脂製造拠点を新設

三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は9月12日、中国四川省成都市に機能性樹脂の新たな製造拠点(本社・工場)を設置すると発表した。
新たに現地法人「菱化功能塑料(成都)有限公司」を設立し、自動車内装表皮等に適したスラッシュ成形用PVCコンパウンドの生産を2019年春に開始する。
同社は現在中国では沿岸部の江蘇省・蘇州市と常熟市の2カ所に機能性樹脂の製造拠点を持っている。

大阪・神戸空港が関空便の振り分けを受け入れ

大阪・神戸空港が関空便の振り分けを受け入れ

台風21号の大きな被害を受け、復旧がずれこんでいる関西空港の発着便のうち、40便を大阪空港(伊丹市)、30便を神戸空港に振り分けることについて、伊丹市をはじめとする地元の自治体でつくる協議会と、神戸市の久元市長は、両空港それぞれ受け入れると国土交通省に伝えた。
このうち大阪空港周辺の10の市でつくる協議会は、国際線を含む40便の受け入れを了承したが、運用時間を1時間延長し午後10時までとする要請には、騒音などの問題が懸念されるとして受け入れない方針を決めた。

食料不足に苦しむ人 世界で8億2000万人 FAO

食料不足に苦しむ人 世界で8億2000万人 FAO

国連食糧農業機関(FAO)は9月11日、世界で食料不足に苦しむ人は干ばつや洪水などの多発により、この3年間で増加傾向にあり、2017年時点で8億2000万人余りに上るという推計を発表した。世界の9人に1人が食料不足による飢えに苦しんでいる計算となる。一時改善傾向にあったが、この3年間の増加で10年前と同水準に戻ったとしている。
地域別にみると、南米のブラジルやアフリカで状況の悪化が目立つ。飢えが原因で発育に障害が出ている5歳児未満の子どもの数はおよそ1億5100万人、5人に1人に上り、とくにインドやバングラデシュなどの南アジアではその割合が55%にも達するという。
このほか、出産できる年齢の女性のうち3人に1人は貧血の状態にあり、母子ともに健康に悪影響を与えているとしている。

40代の半数が睡眠時間6時間未満

40代の半数が睡眠時間6時間未満

厚生労働省が実施した睡眠時間など生活習慣に関する調査によると、40代のおよそ半数が平均6時間未満だったことが分かった。厚労省は睡眠不足になると、精神的な病気や高血圧などにつながる恐れがあるとして、注意を呼び掛けている。
1日の平均睡眠時間が6時間未満だった人が、全体で男性が36.1%、女性が42.1%に上り、中でも40代が最も多く、男性が48.5%、女性は52.4%とおよそ半数に上った。また、平均睡眠時間が5時間未満という人は全体で男性が7.5%、女性が9.2%で、40代では男性が11.3%、女性は10.6%だった。
厚労省は2017年11月、全国の20歳以上の男女6500人余りを対象に生活習慣について調査した。

がん5年生存率 ステージごとに初公表 がん研究センター

がん5年生存率 ステージごとに初公表 がん研究センター

国立がん研究センターは9月11日、がんのステージごとの5年生存率を初めて公表した。これは全国のがんの拠点病院などで治療が行われたがん患者を各がんのステージごとに生存率を集計したもの。
国立がん研究センター中央病院が治療した胃がんの患者では最も早期にあたるステージ1で91.8%、ステージ2で71.5%、ステージ3で64.6%、ステージ4で14.5%などとなっている。
同センターでは今回、平成21年までの2年間にがんの拠点病院など全国251の医療機関で治療したおよそ50万人のがん患者のデータを集計し、各がんの進行度合いを示すステージごとに診断から5年後に生きている人の割合を示した。

関空への連絡橋損傷部の橋げたの撤去始まる

関空への連絡橋損傷部の橋げたの撤去始まる

台風21号でタンカーが衝突した関西空港への連絡橋損傷部の橋げたを撤去する作業が9月12日始まった。
国土交通省や道路を管理する西日本高速道路によると、損傷した橋げたは長さおよそ188㍍、重さ2000㌧ほどで、巨大なクレーン船でつり上げ撤去する。作業は2回に分けて行われ、14日には終わる見込み。この後、橋げたが寄りかかっていた道路の下を走る鉄道部分の修復に取りかかる。
国土交通省は9月中の鉄道の復旧を目指したいとしている。

ホンダ インドでの四輪車累計販売150万台突破

ホンダ インドでの四輪車累計販売150万台突破

ホンダの四輪車のインド現地法人、ホンダ・カーズ・インディア(HCIL)は9月9日、インドでの新車累計販売台数が150万台を達成したと発表した。
ホンダは1998年1月、セダン「シティ」の発売を通じてインド市場に参入。進出から21年目にして150万台に到達した。車種別ではシティを最も多く販売した。次いで「アメイズ」、「ジャズ」が続いた。HCILはインド国内231都市で341カ所に販売拠点を持つ。