大阪市が米サンフランシスコ市と姉妹都市解消

大阪市が米サンフランシスコ市と姉妹都市解消

大阪市の吉村市長は10月2日、米国サンフランシスコ市との姉妹都市関係を正式に解消することを明らかにした。慰安婦問題を象徴する少女像などの寄贈を受け入れたサンフランシスコ市に、7月に就任した新しい市長からも見直す意思が示されなかったため。
吉村市長は公開書簡で、少女像などを公共物としないならば、大阪市は姉妹都市関係の継続を望んでいるとしたうえで、寄贈の受け入れを続けるかどうか、9月末までに回答するよう求めていた。
この結果、60年にわたった大阪市とサンフランシスコ市との姉妹都市関係は、正式に解消されることになった。