月別アーカイブ: 2019年3月

産科医は新潟 小児科医は茨城、医師不足が深刻

産科医は新潟 小児科医は茨城、医師不足が深刻

厚生労働省はこのほど、医師不足が地域によって偏る「医師の偏在」について分析した結果をまとめた。これによると、産科医が最も不足しているのは新潟県、また小児科医が最も不足しているのは茨城県だった。
同省は産科医と小児科医がとくに少ないそれぞれ16の県について、医療機関の集約化を進めて患者への影響を抑えるなど、重点的に対策を進めていく方針。
医師不足の2位以下は、産科医が熊本県、福島県、佐賀県、青森県、埼玉県、高知県、宮崎県、茨城県、長野県、群馬県、愛媛県、鹿児島県、岐阜県、広島県、大分県。小児科医が埼玉県、鹿児島県、千葉県、宮崎県、静岡県、愛知県、三重県、青森県、沖縄県、岩手県、福島県、栃木県、広島県、岐阜県、神奈川県となっている。

春場所前に大阪・住吉大社で2横綱が土俵入り奉納

春場所前に大阪・住吉大社で2横綱が土俵入り奉納

大阪・住吉大社で3月2日、白鵬と鶴竜の両横綱が土俵入りを奉納した。これは大相撲春場所を前に例年、場所の成功と安全を祈願して行われているもの。境内にはおよそ2,300人が訪れ、威勢のいい掛け声をかける中、白鵬が「不知火型」、鶴竜が「雲竜型」の土俵入りを披露した。
大相撲春場所は大阪府立体育会館で3月10日、初日を迎える。

パナソニック 日欧2工場で同社初のCO2ゼロ工場実現

パナソニック 日欧2工場で同社初のCO2ゼロ工場実現

パナソニックはこのほど、パナソニック エコテクノロジーセンター(PETEC)とパナソニックエナジーベルギー(PECBE)で、2019年1月に同社初のCO2ゼロ工場を実現したと発表した。
パナソニックグループの家電リサイクル工場のPETECと乾電池工場のPECBEで、再生可能エネルギー発電設備の導入や、再生可能エネルギー由来電力の調達、さらには化石燃料由来CO2の排出をオフセットするクレジットの活用などにより、CO2ゼロを実現した。

ガルーダ航空「エクスパンダー」描いた飛行機の運航開始

ガルーダ航空「エクスパンダー」描いた飛行機の運航開始

ガルーダ・インドネシア航空はこのほど、三菱自動車のMPV「エクスパンダー」を描いた特別塗装機の運航を開始した。両社は今後、新たなフリートプログラムやブランディングプロジェクトなどを通じて、協力関係をさらに強化していく。
エクスパンダーのインドネシアにおける小型MPVセグメントでのシェアは、44%に達している。機体の運航に先立ち、三菱自動車は2018年12月、ガルーダ・インドネシア航空に購入された401台のエクスパンダーを納入している。

インアゴーラ 資生堂ジャパンの6人気ブランドをワンドゥで販売

インアゴーラ 資生堂ジャパンの6人気ブランドをワンドゥで販売

日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドゥ)プラットフォーム」を運営するインアゴーラ(所在地:東京都港区)は3月1日から、資生堂ジャパン(所在地:東京都中央区)が展開する「アクアドール」をはじめとする人気6ブランドを販売開始した。
免税サイトでの販売実績とは別に、今回「豌豆公主(ワンドゥ)」で販売開始したのは、コスメティクス「アクアレーベル」「インテグレート」「マキアージュ」「リバイタル」、ヘアケア「アデリゲン」、美容食品「ピュアホワイト」の計6ブランド。

NEDOなどドローンの安全運航管理システムの実証実験

NEDOなどドローンの安全運航管理システムの実証実験

NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)、NEC、NTTデータ、日立製作所、NTTドコモ、楽天、KDDI、ゼンリン、一般財団法人 日本気象協会は、福島県と南相馬市の協力のもと、南相馬市復興工業団地内の「福島ロボットテストフィールド」で、同一空域で複数事業者のドローンが安全に飛行するための運航管理システムの実証実験を実施した。
この結果、今回開発した「運航管理統合機能」、「運航管理機能」、「情報提供機能」で構成される運航管理システムが、正常に作動することが確認できた。
来年度以降、この運航管理システムのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を順次公開する予定。さらに国際標準への提案を見据え、あらゆるドローン事業者が安全・安心にドローンを運航できる社会を目指す。

偕行会G インドネシア・パレパレ市と新病院開設の覚書

偕行会G インドネシア・パレパレ市と新病院開設の覚書

医療法人・偕行会グループ(本部:名古屋市中川区)は2月27日、インドネシア南スラウェシ州パレパレ市と2月18日に「パレパレ市新病院開設に関する覚書」を締結したと発表した。
これにより同グループは、パレパレ市に2020年開設(予定)の「南スラウェシ州パレパレ市総合病院ドクターハスリ アイヌン ハビビ病院」の運営に関するコンサルティングや病院で働く医療スタッフの教育を担うことになる。同病院は最大1,000床の予定。
パレパレ市は人口13万人の地方都市。同グループはこれまで、同市内のアンディマカッサウ総合病院の透析室で水質改善に努めるとともに、透析患者に友好な運動療法や栄養療法のほか、スタッフ教育のノウハウも提供してきている。
また、同市はインドネシア第3代大統領ユスフ・ハビビ氏の生誕地でもある。

大正製薬HD ベトナムDHG社を連結子会社化

大正製薬HD ベトナムDHG社を連結子会社化

大正製薬ホールディングス(本店・東京都豊島区)は2月28日、持分法適用会社のベトナムDuoc Hau Giang Pharmaceutical JSC社(以下、DHG社)の発行済み株式総数の21.7%を対象とした公開買付けを実施し、連結子会社化を目指すと発表した。
DHGは医薬品製造販売会社。公開買付けは3月中旬から4月中旬に実施する。所要資金は約3兆4,030億ベトナムドン(約160億円)。公開買付け後の同社の所有株式数は、総数の56.69%を占めることになる。
同社グループは公開買付けを通じ、これまで培ってきたDHG社との連携関係をより強化し、アジア市場における医薬品事業を一層強化する。

三菱UFJ銀 中国・CATARCデータセンターと協力協議書

三菱UFJ銀 中国・CATARCデータセンターと協力協議書

三菱UFJ銀行および全額出資子会社、MUFGバンク(中国)は2月28日、中国自動車技術研究センター(以下、CATARC)の全額出資子会社、CATARCデータ資源センターとの間で、日本の銀行初となる日本・中国間の自動車産業の研究等に関する戦略的協力協議書(以下、MOU)を締結したと発表した。
CATARCは1985年に中国政府により設立された科学研究機関で、中国自動車産業界における重要データ資源を統括している。

「アットコスメ」2/28タイ2号店、海外10店舗目オープン

「アットコスメ」2/28タイ2号店、海外10店舗目オープン

アイスタイル(本社:東京都港区)は2月28日、連結子会社iStyle Retail(Thaland)Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク)を通じて「試せる・出会える・運命コスメ」をテーマにしたコスメセレクトショップ「@cosme store」のタイ2号店「@cosme store Siam Center店」をオープンした。売場面積は245㎡。営業時間は10時から22時。
アイスタイルグループは現在国内24店舗に加え、台湾および香港各4店舗、タイ1店舗を運営しており、今回のタイ2号店が海外10店舗目となる。2018年11月にオープンしたタイ1号店は3カ月間で20万人超が来店し、堅調に推移しているという。