月別アーカイブ: 2019年8月

ソラシドエア 10月に鹿児島-台北(桃園)線でチャーター便運航

ソラシドエア(本社:宮崎市)はこのほど、鹿児島-台北(桃園)線でチャーター便を運航すると発表した。運航日は10月11日および14日。それぞれ1往復を運航する。ボーイング737-800型機を使用する。座席数はエコノミークラス174席。同社が、鹿児島-台北(桃園)線のチャーター便を運航するのは、今年2月に続いて2回目。

近畿で200人以上が”熱中症”搬送引き続き猛暑で厳重な警戒必要

近畿2府4県で8月4日、熱中症の疑いで病院に緊急搬送される人が相次ぎ、夕方までに合わせて224人が搬送され、手当てを受けた。このうち京都府宇治市では70代の高齢男性1人が意識不明の重体となっている。各地の消防によると、大阪府では103人、兵庫県では50人、京都府では35人、奈良県では19人、滋賀県では14人、和歌山県では3人がそれぞれ病院へ搬送された。近畿では5日以降も厳しい暑さが予想されており、熱中症には厳重な警戒が必要だ。

セントケアHD ベトナム大学と特定技能人材の教育、受け入れで合意

セントケア・ホールディングス(本社:東京都中央区)のグループ会社、セントワークス(本社:東京都中央区)は8月2日、ベトナムのクアンナム医療短期大学(所在地:クアンナム省タムキー市)および菅沼グループ(本社:ハノイ市)との間で、介護の特定技能ビザ取得に向けた教育および、日本への入国支援に関する合意「介護人材の教育プログラムに関する基本合意書」を締結したと発表した。これにより、早ければ2020年夏から毎年20名程度のベトナム人の特定技能介護人材の就労を、同社グループで受け入れることになる。上場している介護企業グループとしては日本初という。

大阪府が2万件超えで全国最多 18年度の児童虐待

厚生労働省がまとめた2018年度の児童虐待件数は、全国で前年度比19.5%増の15万9,850件(速報値)に上ったが、このうち大阪府下では前年度より2,000件余り多い2万6,941件で過去最多を更新し、全国の都道府県の中で最も多かったことが分かった。これは子どもが親などから虐待を受けたとして、大阪府内の児童相談所が対応した件数。虐待の内容をみると、暴言を吐いたり、子どもの目の前で家族に暴力を振るったりする「心理的虐待」が1万2,116件と最も多く、直接暴力を振るう「身体的暴力」が4,619件、子どもの面倒をみない「ネグレクト」が3,767件、性的虐待が192件となっている。このほか、近畿の5府県ではいずれも増えている。

ミャンマー 在留資格「特定技能」宿泊業を先行

ミャンマー労働・移民・人口省はこのほど、日本政府が4月から施行した新たな在留資格「特定技能」の申請受付を開始すると発表した。国営メディア、グローバル・ニューライト・オブ・ミャンマーを通じ公示した。介護など対象14業種のうち「宿泊業」を先行し、10月に試験を実施する。技能評価試験と日本語能力試験に合格するか、技能実習生として3年間の実習を修了していることなどが条件となる。日本・ミャンマー両政府の協力覚書締結により、特定技能の在留資格を取得したミャンマー人は、最長で5年間日本に滞在できる。

日本電産 中国の広州汽車グループとトラクションモータで合弁

日本電産(本社:京都市南区)は8月1日、中国の広州汽車グループの広汽零部件有限公司(以下、広汽零部件)と自動車向けトラクションモータで合弁会社を設立することで契約を締結したと発表した。合弁新会社「広州尼得科汽車駆動系統有限公司(予定)」(本社所在地:広東省広州市)の設立は9~10月を予定。登録資本金は6億人民元(約93億円)の予定。出資比率は日本電産51%、広汽零部件49%。

トーカロ インドネシア子会社の吸収合併手続き完了

各種表面改質分野のトップメーカー、トーカロ(本社:神戸市中央区)は8月1日、インドネシア・カラワン工業団地の子会社2社の合併手続きが完了したと発表した。5月に子会社化した同社のPT. Tanaka Machineryを、もう一つの現地子会社PT.TOCALO Surface Technology Indonesiaに吸収合併するものだった。合併後のPT.TOCALO Surface Technology Indonesiaの資本金は498万米ドルとなる。

「ちふれ」ブランド シンガポール初進出、ドンドンドンキで販売開始

ちふれホールディングス(本社:埼玉県川越市)のちふれ化粧品は8月1日、ドン・キホーテグループのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(略称:PPIH、本社:東京都目黒区)が運営するシンガポールの新店舗「DON DON DONKI(ドンドンドンキ)クラークキー店」で、同日から「ちふれ」ブランドのスキンケア・メイクアップ商品のセルフ販売を開始すると発表した。ちふれブランドはシンガポール初進出となる。ちふれブランドは日本国内では約1万9,000店舗で、海外では中国、タイ、台湾、マレーシアで販売している。

三井住友海上 ミャンマー大手民間損保IKBZ社へ出資

MS&ADインシュランスグループの三井住友海上火災保険(以下、三井住友海上)は8月1日、ミャンマーの大手民間損害保険会社、IKBZ Insurance社(以下、IKBZ)への出資、合弁会社設立に関する申請書を現地当局に提出し、7月31日付で当局審査を通過したと発表した。今後必要な手続きを行い、10月中に最終認可を得る予定。出資割合は10%。IKBZの本社はミャンマー・ヤンゴン市、支店数は19。

三井E&S造船 中国で造船合弁会社の運営開始

三井E&S造船(本社:東京都中央区)は8月1日、三井物産(本社:東京都千代田区)および揚子江船業集団公司(本社:中国江蘇省、以下、揚子江船業)との間で、造船事業の合弁会社「江蘇揚子三井造船有限公司」(所在地:中国江蘇省太倉市)を設立し準備してきたが、8月1日を以て新造船の新たな製造拠点としての、同社事業活動を正式に開始したと発表した。新合弁会社は、三井物産の幅広い営業力と揚子江船業の豊富な生産力に、三井E&Sの高度な技術力を融合させ、国際競争力のある造船業を実現していく。