ジェトロ(日本貿易振興機構)は11月7日、11月12~14日の3日間、中国・上海で開催される中国最大級の総合食品見本市「Food and Hotel China(FCH)2019」にパビリオンを設置すると発表した。同見本市は48カ国・地域から約3,000社が出展し、中国国内のみならずアジアを中心に近隣諸国・地域から約12万人(2018年実績)ものバイヤーが訪れる、中国を代表する食品見本市の一つ。 今回のジャパンパビリオンでは、近年日本からの輸出の伸びが著しいアルコール飲料を中心に、日本産米、調味料、インスタント食品、菓子など多彩な日本産食品を36の企業・団体が出品し、中国での更なる市場開拓・販路拡大を図る。 2018年の日本の中国向け農水産品・食品の輸出額は前年比32.8%増の1,338億円に達した。その結果、国・地域別で初めて米国を抜き、香港に次ぐ第2位となっている。2013年に中国全土で1万600店舗だった日本食レストランは、2015年には2万3,100店舗、2017年には4万800店舗にまで増加している。(在中国日本国大使館調べ)