京都・南座で年末恒例顔見世興行の「まねき上げ」 2019年11月27日歴史くらぶcare 京都・南座で行われる年末恒例顔見世興行を前に11月25日、舞台に立つ歌舞伎俳優の名前を書いた板を掲げる「まねき上げ」が行われた。長さ1.8m、幅30cmの「まねき」は、勘亭流という独特の太くて丸みを帯びた字体で書かれていて全部で46枚ある。まねき上げは、これを南座の正面に掲げる江戸時代から続く伝統行事。組まれた足場に登り、作業員が一つ一つ掲げていく。このまねき上げで、年末の気配や季節を感じるマニアもいるほど。今年の顔見世興行は11月30日~12月26日まで行われる予定。