19年12月の大阪オフィス空室率 1.82%と過去最低 梅田は0.85%

オフィス仲介の三鬼商事(本社所在地:東京都中央区)のまとめによると、2019年12月の大阪中心部のオフィス空室率は1.82%と前月比で0.09ポイント低下した。2カ月連続のマイナスとなり、過去最低を記録した。企業の業容拡大によるオフィスの拡張や、大阪中心部に移転したい企業の需要が引き続き根強い中、オフィスビルの新規開設がないことがその主要因。これに伴い、賃料も引き続き強含みで、3.3㎡あたりの平均賃料は1万1,794円と20円上昇している。とりわけ需給がタイトな地域が梅田地区で、空室率は前月比0.30ポイント低下し0.85%となり1%を下回った。