IHI(本社:東京都江東区)は2月18日、インドネシアの発電所保守運営会社PT COGINDO DAYABERSAMA社(以下、コギンド社)と共同で、インドネシア国営電力会社PLN社の子会社のインドネシアパワー社が運営するスララヤ石炭火力発電所8号機(62万5,000KW)の他社製ボイラ火炉の改修工事を受注したと発表した。
スララヤ石炭火力発電所(所在地:インドネシア・バンテン州チレゴン、出力合計402万5,000KW)は、首都ジャカルタから西に約120kmに位置する、同国にとって最も重要な発電設備の一つ。IHIはこの工事とは別に、同国PLN社向けにボイラ設備計3基を受注し工事を進めている。
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日立建機 中国向けミニショベル土木専用機のテストマーケティング開始
日立建機(本社:東京都台東区)は2月18日、中国現地法人の日立建機(上海)有限公司(本社:上海市浦東新区)が、中国市場向けのミニショベル土木専用機「ZX60C-5A」(標準バケット容量0.19㎥、運転質量5.4t)を開発し、2月より中国国内向けに限定50台を発売し、テストマーケティングを開始すると発表した。
この土木専用機は、日立建機が市場ニーズの収集・集約し製品戦略を立案し、中国でミニ・油圧ショベルなどを開発・製造する日立建機(中国)有限公司と、日立建機グループおコンパクト事業を担う日立建機ティエラが共同開発した。中国では都市開発やインフラの建設需要から、ミニショベルの需要が急速に高まりつつある。
タダノ 海外向け新型ラフテレーンクレーン3機種を発売
建設用クレーンなどのタダノ(本社:香川県高松市)は2月17日、海外市場向け3機種のラフテレーンクレーンを発売すると発表した。同社は1月30日に北米向けとして同一コンセプトの製品3機種を発売しているが。今回はアジア、中東、オセアニア、中南米、アフリカ市場を対象とした製品となる。2011年に発売した吊り上げ能力80~60tクラスのラフテレーンクレーンをフルモデルチェンジし、性能を向上させ作業領域を広げた。
ラフテレーンクレーンは、一つの運転席で走行とクレーンの操作が行える自走式クレーン。不整地や比較的軟弱な地盤でも走行できるほか、狭隘地での機動性にも優れ、コンパクトさと小回り性を活かし、都市型工事において最も活躍しているクレーンの一つ。
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中国の全人代異例の延期へ 新型肺炎拡大で試練の習指導部
新型肺炎の感染者拡大が続く中国で、同国の最も重要な政治日程の一つ、全人代(全国人民代表大会)が延期される見通しとなった。全人代は例年3月5日に開幕し、全国から3,000人近い代表が出席して向こう1年間の基本政策を決める。
ところが、今年は感染拡大する新型肺炎への対応で全国各地の代表者らが現場で指揮にあたっていることから、この時期での出席が難しいことと、3,000人近い人が会場に集結することでの感染拡大リスクは避けたいとの判断があるとみられる。
新型肺炎の経済や日々の暮らしへの影響、政府の情報公開の遅れなどから感染拡大につながったことで、国民の不満が広がっているだけに、習近平指導部はいま大きな試練に直面している。