宇部興産「アビガン」中間体の製造・供給を開始 2020年4月26日アジア-産業care 宇部興産(東京本社:東京都港区)は4月22日、宇部ケミカル工場(所在地:山口県宇部市)内の医薬品工場で、富士フィルム富山化学が開発した抗インフルエンザ薬「アビガン(R)錠」(一般名:ファビピラビル)の原薬主骨格を成す重要な中間体の製造および供給を開始すると発表した。 アビガンは周知のとおり、新型コロナウイルス感染症の症状改善に効果があるといわれ、世界各国で治験が進められている薬剤の一つ。同社はグローバルに医薬品の原体・中間体製造を展開しており、アビガン中間体の製造・供給に実績を持つ。