月別アーカイブ: 2020年4月

サンゲツ ベトナム・ホーチミン市に合弁で内装材の現地法人

インテリアのサンゲツ(本社:名古屋市西区)は3月31日、シンガポールの連結子会社のGoodrich Global Holdings Pte.,Ltd.と共同出資し、ベトナムのホーチミン市に現地法人Sangetsu Goodrich Vietnam Co.,Ltd.を設立したと発表した。新会社の資本金は100万米ドル(約1億1,000万円)で、出資比率はサンゲツ49%、Goodrich Global Holdings Pte.,Ltd.51%。内装材の販売はじめ内装設計・施工を手掛ける。3月4日に設立、4月1日から営業開始する。

カンボジア日本人商工会 政府と汚職防止のMOU締結

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、カンボジア日本人商工会(以下、JBAC)は3月26日、カンボジア政府汚職防止機構(ACU)と汚職防止に関する覚書(MOU)を締結した。ACUは2010年4月に汚職防止法の公布に伴い設立された機関で、今回のJABCとのMOU締結により連携企業・団体数は100に達した。また、これにより約270社のJABC会員が個別に調印することなく、ACUを利用することが可能となる。

PPIH タイ・バンコクにDON DON DONKI 2店舗目オープン

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は3月30日、グループのタイ現地法人DONKI Thonglor Co.,Ltd.が3月31日に「DON DON DOKI The Market 本店」を、首都バンコク中心部の商業施設「The Market Bangkok」内にオープンすると発表した。タイでは2月22日にオープンした1号店に続く2店舗目となる。売場面積は2,679㎡(うち商品売場は1,775㎡)。営業時間は午前10時~翌午前1時。

ANA 客室乗務員6,400人を1年間の一時帰休で労組と合意

全日本空輸(ANA)は3月31日、新型コロナウイルスの感染拡大による旅客減少を受け、全客室乗務員の8割にあたる約6,400人を対象に一時帰休を導入することで労働組合側と合意した。期間は4月からの1年間。世界各国の入国規制に伴う相次ぐ大規模な減便で、人員が余剰になっており、コスト抑制につなげる。

三菱商事とALSOK 国内外のFM事業で資本業務提携

三菱商事(本社:東京都千代田区)と綜合警備保障(本社:東京都港区、以下、ALSOK)は3月30日、国内および海外におけるファシリティマネジメント(以下、FM)事業に関する資本業務提携に合意したと発表した。
国内では三菱商事がALSOKの連結子会社でFM事業・警備を担うALSOK双栄の株式の33.4%を取得し、海外ではシンガポールに2社合弁(三菱商事70%、ALSOK30%)でFM事業会社を設立し、同合弁会社を通じてタイ市場を皮切りに、東南アジア市場への進出を図る。
両社はビル管理業務の効率化・省人化を高いレベルで実現するだけでなく、テナント、ユーザーの快適性や利便性向上、建物全体の安全・安心等、付加価値の高いサービスやソリューションを提供し、FM事業における事業規模拡大を目指す。

日本郵便 4/2から153カ国・地域宛ての郵便物の引き受け停止

日本郵便(本社:東京都千代田区)は3月31日、世界153カ国・地域宛ての国際郵便物の航空便による引き受けを4月2日から当分の間、停止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う航空路線の運休や減便が相次ぎ、輸送ルートが途絶えたため。
引き受け停止の対象はイタリア、スペイン、フランス、ドイツなど欧州35カ国のほか、アジア8カ国、北中米25カ国など。153カ国・地域のうち126カ国・地域は船便が利用できるが、届くまで1カ月単位で時間がかかる。

「世界の感染者 数日で100万人、死者5万人に」WHOが見通し

WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は4月1日、スイス・ジュネーブの本部で記者会見し、新型コロナウイルスについて「世界の感染者は今後、数日間で100万人に達し、死者も5万人に増える」との見通しを示した。対策として、外出制限の措置を取る国が増えている中、弱い立場の人たちに食料などの生活必需品が行き渡るよう各国政府に呼び掛けているとしている。

丸紅 インド・ムンバイ市の不動産開発事業に参画 インド第1号案件

丸紅(本社:東京都中央区)は3月30日、インド・マハラシュトラ州のデベロッパー、Wadhwa Group Holdings Pvt.Ltd.(以下、Wadhwa)などが実施するムンバイ市郊外の住宅開発・分譲事業「Atmosphereプロジェクト」に参画すると発表した。Atmosphere Realty Pvt.Ltdが発行するNCD(非転換社債)を引き受け、事業参画する。丸紅にとって、インドでの不動産開発第1号案件となる。
Atmosphereプロジェクトの敷地面積は約2万5,000㎡、建物面積は約9万2,000㎡(地上47階建て3棟、住宅戸数約700戸)。2020年3月着工、2024年6月竣工予定。

ダイハツ 海外調達部品の一部不備見込みで滋賀第2工場を稼働停止

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は3月31日、滋賀(竜王)第2工場を4月13~21日、稼働停止すると発表した。これは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一部の海外調達部品について、納入に影響が出ることが見込まれるため。今後の稼働については状況を見極めたうえで改めて判断するとしている。同工場ではロッキー/ライズ、タント、ムーヴキャンバスを生産している。