近畿有効求人倍率1.02倍 10カ月連続低下 雇用情勢いぜん不透明

大阪労働局によると、10月の近畿2府4県の有効求人倍率は1.02倍と前の月から0.01ポイント低下し、10カ月連続で前の月を下回った。10カ月連続の低下となるのは2009年8月以来。
府県別では大阪府と奈良県が1.10倍、京都府が1.01倍。以下は1倍を下回り、和歌山県が0.98倍、兵庫県が0.93倍、滋賀県が0.81倍だった。
新型コロナウイルスの収束が全く見えず、雇用情勢に不透明感が強いことから、当面改善は見込めないとみられる。