大阪府 緊急事態宣言解除要請を当面見送り 医療体制ひっ迫で

大阪府は2月9日、新型コロナウイルス対策本部会議で緊急事態宣言の解除要請を当面見送る方針を決めた。8日に解除要請を判断する独自基準を満たしたが、医療体制がひっ迫した状態が続いているとして、専門家から早期の解除要請に慎重な意見が相次いだため。
府は①直近1週間平均の新規感染者が300人以下②重症病床使用率が80%未満-の2つの独自基準を設けており、いずれかを7日連続で満たした場合、専門家の意見を踏まえて判断するとしていた。8日時点で平均感染者数が185人と、7日連続で300人を下回り基準に到達していた。