1月給与総額0.8%減の27万2,972円 10カ月連続減 残業減響く

厚生労働省が3月9日発表した1月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の企業)によると、基本給や残業代を合わせた現金給与総額(名目賃金)は前年同月比0.8%減の27万2,972円だった。減少は10カ月連続。緊急事態宣言の再発令により、残業代にあたる所定外給与が6.6%減の1万7,673円となったことが響いた。