OECD 21年世界成長率5.6%へ上方修正 前回から1.4㌽引き上げ

経済協力開発機構(OECD)は3月9日、世界の2021年の実質経済成長率を5.6%とする予測を発表した。2020年12月の前回予測から1.4ポイント上方修正した。世界経済は2021年半ばまでに、新型コロナウイルス危機前の水準に回復すると分析した。2022年も0.3ポイント引き上げ4.0%と予測している。
国別にみると日本は21年が2.7%、22年が1.8%といずれも上方修正した。米国は21年が6.5%と前回予測から3.3ポイント引き上げ、22年は4.0%と予測している