20年動物虐待の摘発102件 過去5年で1.6倍に 猫・犬で9割

警察庁のまとめによると、2020年に全国の警察が動物を虐待したなどとして動物愛護法違反容疑で摘発したのは102件だった。前年より3件少なかったが、統計のある2010年以降で2番目に多く、過去5年間で1.6倍に増えた。
被害に遭った動物は猫57件、犬36件で全体の9割を占めた。違反の内容は、ペットなどを捨てる「遺棄」の48件が最多で、「殺傷」が29件、餌を与えないなどの「虐待」が25件だった。