抗原検査キット活用しクラスター発生防ぐ 最大800万回分配布

日本政府は5月9日、新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)の発生が相次いでいる医療機関や高齢者施設で、早期に感染者を見つけられるよう抗原検査の簡易キットを活用する方針で、最大800万回分配布する。企業はじめ大学でも運動部や合唱部などでクラスターが発生しており、同検査キットの活用を促す。
西村経済財政担当相は、抗原検査キットは「短時間に安価で手軽にできるので、早期に感染者を見つけられる仕組みを広げていきたい」としている。