コロナ「第4波」療養者 8道府県で想定超え 医療体制見直し

厚生労働省は5月21日、新型コロナウイルス感染の「第4波」に備えるため、都道府県が4月末に策定した医療体制計画で、想定した最大の療養者数は全国で計約12万8,000だったと発表した。冬の「第3波」を超える人数を設定したが、変異株の流行も加わって、早くも8道府県で実際の療養者数が想定を超え、計画の見直しを迫られていることが分かった。
1日当たりの新規感染者数の想定は全国で最大約1万6,000人だった。多くの都道府県が厚労省の示唆を受け、第3波のピーク時の2倍の新規感染者数を設定していた。