日本20年交通事故死2,839人で最少 コロナで外出自粛影響

日本政府が6月15日閣議決定した2021年版「交通安全白書」によると、2020年の交通事故死者は2,839人にとどまり、統計がある1948年以降、最少となった。新型コロナ禍で政府より要請された外出自粛が、結果的に交通事故を抑制する一因になったと指摘している。
年間死者数が3,000人を下回ったのは初めて。ピークだった1970年の6,765人から80%以上の減少となった。一方、年間死者数に占める65歳以上の高齢者の割合は56.2%。年々増加しており、統計が残る1966年以降、最大となった。