近畿6月求人倍率5カ月ぶりに上昇 求職者減少で

大阪労働局によると、6月の近畿2府4県の有効求人倍率は仕事を求める人が減少したことから、前月を0.05㌽上回り、5カ月ぶりに上昇に転じ1.05倍だった。製造業や建設業などで求人が増えた一方、求職者がすべての府県で減ったため。
府県別にみると、奈良県が1.34倍、滋賀県が1.21倍、和歌山県が1.17倍、京都府が1.10倍、兵庫県が1.06倍、大阪府が0.96倍だった。
ただ、今後については「コロナの感染状況の見極めが難しいことから、いぜんとして不透明」としている。