東レ マレーシアペナン州のABS樹脂新施設が本格稼働 2021年8月20日アジア-産業fujishima 東レ(本社:東京都中央区)は8月17日、マレーシアの現地法人、東レプラスチックマレーシア(TPM)で進めていたABS樹脂「トヨラック」の年産7万5,000トンの生産能力増強工事が完了、新施設での本格生産を開始したと発表した。 ペナン州の既存工場に隣接地を取得し、建屋を建設。生産能力を2割引き上げ、年産42万5,000トンとした。この結果、ABS樹脂生産能力は既存の東レ千葉工場(所在地:千葉県市原市)と合わせ、東レグループ全体で年産49万7,000トンまで拡大した。