ベトナムの首都ハノイ市は8月21日、23日で期限切れとなる不要不急の外出禁止措置を9月6日まで延長すると発表した。同市では7月24日からこの措置が続けられており、市内の新規感染者は1日当たり100人以下で落ち着いているが、感染力の強いデルタ株の流行リスクが続いていると判断、延長を決めた。市民には生活必需品の購入などを除き、原則として自宅にとどまるよう求めている。正当な理由なく外出した場合、罰金が科されている。
南部の同国最大都市ホーチミン市などでは感染が広がっており、引き続き厳格な外出禁止措置が続けられている。