厚労省 英グラクソ製軽症コロナ治療薬を承認 国内2件目 2021年9月29日アジア-社会fujishima 厚生労働省は9月27日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として、英製薬大手グラクソ・スミスクラインの「ソトロビマブ」を承認した。軽症・中等症患者向けで国内では2種類目の新薬となる。 ソトロビマブは、7月に承認した中外製薬の「ロナプリーブ」と同様、ウイルスの働きを抑える中和抗体を1回点滴で投与する。海外の臨床試験(治験)ではソトロビマブは、入院や死亡のリスクが約8割減少したという。2件目の治療薬承認で、軽症・中等症患者の医療現場での選択肢が広がると期待される。