大阪府の定例府議会は10月11日、本会議を開き46の議案や決議案などの採決を行った。このうち第6波を想定しコロナ対策などを盛り込んだ、一般会計の総額で3,559億円余の今年度の追加の補正予算案を、大阪維新の会、自民党、公明党などの賛成多数で可決した。
補正予算案には感染の再拡大に備えて、医療機関が新型コロナの患者用に病床を空けておくことに伴う費用の補助として、1,000億円余が盛り込まれている。また、飲食店への支援策として、感染が一定程度収束した場合に、「GoToイート」を府の「ゴールドステッカー」の認証を受けている店舗に限定して再開し、食事券の購入で独自の上乗せも行う費用として、14億5,000万円余が計上されている。