大阪府は10月21日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、飲食店などへの営業時間の短縮要請を25日から解除する方針を決めた。府内全域の飲食店で営業時間や酒類提供の制限がなくなれば、2020年11月以来およそ11カ月ぶりとなる。
ワクチンの普及などで府内の感染状況が改善し、病床使用率が低下したことから、31日の期限を前倒しして解除する。10月25日以降、認証店では5人以上のグループでの来店を認めるが、「1テーブル4人まで」の制限を求める。非認証店も酒類提供を認めるが、来店は1グループ4人までとする。いずれの店舗に対しても、会食の時間は2時間程度以内とする。府民に対しては、認証店の利用やマスク会食の徹底を求める。