関西空港を運営する関西エアポートは10月25日から2台の「警備ロボット」を導入する。不審物などをいち早く見つけ事件や事故の防止につなげるためで、1台は第2ターミナルの中を、もう1台は関西空港駅の改札口周辺を動き回って映像を撮影する。
ロボットは幅84cm、奥行き1m10cm、高さ1m20cm余で、8台のカメラやセンサーを備え、車輪で事前に指定されたルートを動く。カメラは360度すべての方向を撮影し、映像は別室に送られて警備員が不審物や不審者、また急病人などはいないか、モニターする。そして、警備員は状況に応じて、遠隔操作によりマイクで周辺に注意を呼びかけたり、現場に向かったりするという。