SBI 新生銀行へのTOB成立を発表 47.8%取得し連結子会社化

SBIホールディングス(HD)は12月11日、新生銀行へのTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。同社の新生銀行株の保有比率は現在の約20%から47.8%に高まる。新生銀行を連結子会社化し、強調して経営改善を進める。前身の日本長期信用銀行が経営破綻してできた新生銀行はSBI傘下で再出発する。新生銀行は17日付でSBIの連結子会社となる。新生銀行の経営改善に向けて銀行持株会社の認可を申請し、過半の株式取得を目指す。
新生銀行は2022年2月初旬にも開く臨時株主総会で、SBIが推薦する川島克哉副社長ら取締役候補者3人を選任する。