大阪府 新年度も観光業の支援事業を展開 当初予算10億円計上へ

大阪府は新年度も、府内に宿泊した人にクーポン券を配るなど観光需要の掘り起こしを図る事業を展開する。このため、令和4年度の当初予算案に必要な経費として10億円を盛り込む方針を固めた。具体的には、大阪府民を含め府内に宿泊する人に対し、1泊するごとに府内の観光施設で使える3,000円のクーポン券を配ることにしている。
新型コロナの影響で、大阪府内の日本人宿泊者数は、2021年は10月まででおよそ1,300万人で、感染が広がる前の令和元年の2,950万人の半分以下に落ち込んでいる。