大阪府の吉村知事は2月10日、20日が期限となっている「まん延防止等重点措置」の延長を国に要請するか、新たに「緊急事態宣言」の発出を要請するか、14日にも判断する考えを示した。
吉村知事は「感染は、とりわけ重症化リスクの高い高齢者に広がっていて、入院している人もほとんどが高齢者だ。非常に厳しい状況にある病床のひっ迫はより厳しくなる可能性が高い」とした。そのうえで、実質的な重症病床の使用率に基づいて、14日にも対策本部会議を開いて、20日が期限となっているまん延防止の延長か、新たに緊急事態宣言の発出を要請するか、判断する考え。