JTBは4月7日、大型連休期間(4月25日~5月5日)の国内旅行動向を発表した。帰省を含めて1泊以上の旅行に出かける人は前年実績より68.4%増の1,600万人と予測している。「まん延防止等重点措置」の全面解除や、長期休暇が取りやすい日並びが追い風となり、久しぶりの旅行を楽しむ人が増えそうだ。ただ、コロナ禍前の2019年実績(2,401万人)と比べると、7割弱の水準にとどまる。旅行日数は1泊2日(36.1%)が3.1ポイント減となる一方、2泊3日(32.6%)は4ポイント増を見込んでいる。
15~79歳を対象にしたインターネット調査や、旅行の予約状況などから推測したもの。