小野薬品(本社:大阪市中央区)は4月12日、台湾の現地法人、台灣小野薬品工業股份有限公司が、ヒト型ヒトPD-1モノクローナル抗体、OPDIVO(R)(一般名:ニボルマブ)点滴静注(以下、オプジーボ)について、2022年4月11日に「根治切除後の再発リスクが高い尿路上皮がん患者の術後補助療法」に対する効能または効果の追加承認を台湾食品薬物管理局(TFDA)から取得したと発表した。
がんを攻撃するに身体の免疫系を利用するオプジーボは、日本で2014年7月に悪性黒色腫で承認を取得以降、複数のがん腫で重要な治療選択肢となっている。現在、日本、台湾、韓国、中国、米国およびEUを含む65カ国以上で承認されている。