米のコロナ死者100万人超え 対策基金に追加拠出

米国のバイデン大統領は5月12日、同国の新型コロナ死者数が100万人を超えたと発表した。同国では昨年秋、死者数が1918年に大流行した「スペインかぜ」(約67万5,000人)を上回り、新型コロナは米国史上最も多くの死者を出した感染症となった。2021年まで2年連続で、新型コロナに関連する死因が第3位となった。
こうした状況を受け、米政権は感染症対策のための世界銀行の基金に2億ドル(約260億円)を追加で拠出すると表明した。日本の岸田首相も国際協力機構(JICA)を通じて最大2億ドルの支援を表明した。