大阪府羽曳野市のワイン醸造所が長年育ててきた醸造用ブドウが「大阪RN-1」として、農林水産省に品種登録された。これは仲村わいん工房(所在地:大阪府羽曳野市)が独自に交配を重ねたブドウで、現在赤ワインのブレンドなどに使用している。
皮の色が青黒く、ワインづくりに欠かせない酸味が完熟しても落ちないのが特長。ポリフェノールの一種、アントシアニンの含有量も多い。
樹木を管理する大阪府立環境農林水産総合研究所(所在地:大阪府羽曳野市)は、府独自の新品種と位置付け、地元産ワインの活性化につなげたい考え。日本経済新聞が報じた。