WHO サル痘で緊急事態宣言 拡大防止へ対策強化を

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は7月23日、動物由来のウイルス感染者「サル痘」について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると宣言した。従来の流行地のアフリカ以外でも欧州をなどに感染が急速に広がる自体を重く見て、各国に対策の強化を促す必要があると判断した。WHOはサル痘のリスクについて、欧州は「高い」、世界全体では「中程度」と評価している。
WHOによると、これまでに世界75の国・地域で1万6,000人を超える感染者が確認され、5人が死亡している。日本では感染者はまだ出ていない。