大阪府教育委員会は、大阪市平野区の平野高校など3つの府立高校について、再来年度(令和6年度)以降の入学性を募集せず、令和8年度までに段階的に他の高校に統合するとした再編整備案をまとめた。これは、これら3高校が少子化などの影響で3年以上連続で定員割れをしているため。
募集停止するのは平野高校ほか、東大阪市のかわち野高校、堺市美原区の美原高校の3校。再編案では、来年度(令和5年度)入学する生徒が卒業する年の令和8年度の春までに段階的に、平野高校は松原市の松原高校に、かわち野高校は東大阪市の枚岡樟風高校に、美原高校は松原市の大塚高校に、それぞれ統合するとしている。
府議会の意見などを踏まえ、今年11月に最終決定する予定。