勝負に徹した男子10,000m 高校生より遅いタイム 世界陸上

東京2025世界陸上男子10,000万m決勝が9月14日行われた。結果はアフリカ勢ではなくジミー・グレシエ(28、フランス)が28分55秒77で金メダルを獲得した。驚くのはそのタイムの遅さ。
序盤から互いに牽制して」ペースが一向に上がらず、レースが進むうち予想された通り、最後のスプリント勝負となった。そのため、タイムは日本の高校記録28分07秒39(2009年、佐藤悠基)より、遅かった。
勝負に徹したレースもありだが、ここまでの超スローペースには国際陸連も今後、何らかの対策を立てなければ、陸上競技を目指すアスリートの”卵”たちの夢を潰すことになるのではないか?今回の勝者に何の格別な感情があるわけではないが、ここまでして勝ち取った優勝、金メダルに、どれほどの勝ちがあるのかとも言いたい。

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