インドネシア既存鉄道の高速化に協力 石井国交相

インドネシア既存鉄道の高速化に協力 石井国交相

インドネシアを訪問中の石井啓一国土交通相は12月29日、首都ジャカルタと同国2位の都市スラバヤを結ぶ既存鉄道の高速化について、同国のルフット海自調整相ら担当閣僚らと意見交換し、協力を進めることで一致した。
ただ、資金繰りや工事に必要な事前調査など、インドネシア側の提案はまだ固まっていないので、「要請を踏まえて検討したい」と述べた。
既存鉄道は、ジャカルタ-スラバヤ間約730㌔㍍を時速70㌔で約12時間かけて走行している。これを全路線を電化して時速150㌔に速め、所要時間を半減させる計画。費用は100兆ルピア(約8600億円)を超す見通しだ。