住友電工 独シーメンスAGと電力インフラ事業で提携

住友電工 独シーメンスAGと電力インフラ事業で提携

住友電気工業(大阪市中央区)は、独シーメンスAGと高電圧直流送電の分野で提携した。同社の高電圧直流ケーブル技術とシーメンスAGのコンバーター技術の、両社の革新的な技術を統合することで、再生可能エネルギーの普及や新興国を中心に拡大する送電網の整備需要に応えていく。
この一環として、まず両社によるコンソーシアムはインド送電公社から、同国南部に建設する同国で初めて導入される高電圧直流を含む高電圧直流送電システムを受注した。両社の受注範囲は設計・調達・建設を含むEPC契約で、プロジェクトの総額は約600億円。
今回受注したプロジェクトはインド南部タミルナドゥ州プガルールとケララ州トリチュール間の交流直流変換所を含む連系送電線の建設案件。