ニコン 中国デジカメ工場閉鎖 固定費100億円削減見込む

ニコン 中国デジカメ工場閉鎖 固定費100億円削減見込む

ニコンは10月30日、稼動率が低下している中国江蘇省無錫市のデジタルカメラ工場の操業を停止・閉鎖すると発表した。同工場で生産していたコンパクトデジカメや交換レンズなどは、外注やタイの自社工場に振り分ける。
閉鎖するのは2002年3月に設立した工場で、従業員は2285人で、2016年の総生産実績は計175万台だった。一時費用として今期は70億円を計上する見通し。操業停止に伴う固定費削減効果は累計で100億円を見込む。