75歳以上、初めて高齢者全体の半数超える 総務省

75歳以上、初めて高齢者全体の半数超える 総務省

総務省の2018年3月1日現在の最新の人口推計によると、75歳以上の人口は1770万人で、65歳以上の人口の50.1%を占めた。75歳以上が高齢者全体の半数を上回るのは今回が初めて。
75歳以上の男性は693万人、女性は1077万人。このうち85歳以上は男性が173万人、女性が387万人だった。日本の総人口は1億2652万人。前年同月から23万人(0.18%)減少している。75歳以上が総人口に占める割合は14.0%、85歳以上が占める割合は4.4%だった。
内閣府の2017年版「高齢社会白書」によると、65歳から74歳で要支援の認定を受けた人は1.4%、要介護の認定を受けた人は3.0%。これが75歳以上になると、要支援が9.0%、要介護が23.5%(いずれも2014年度のデータ)と大幅に上昇する。