保育の質議論する有識者会議立ち上げへ、基準緩和も検討か

保育の質議論する有識者会議立ち上げへ 基準緩和も検討か

厚生労働省は、保育の質を議論する有識者会議を5月中にも立ち上げる方針を固めた。この中で、一人の保育士が受け持つ子どもの数や必要な部屋の広さなど現行の最低基準にも検討を加える見通し。
この議論次第では現行より少ない保育士数や狭い面積など、解消されない待機児童問題と絡み、基準を引き下げる方向に進む可能性もある。同有識者会議では学識経験者らが海外の先進事例との比較や、保育関係者に聞き取りすることなどを検討している。