日立 交通流シミュレーションシステムの新バージョン販売開始

日立 交通流シミュレーションシステムの新バージョン販売開始

日立産業制御ソリューションズ(東京本社:東京都台東区)は11月20日、交通流シミュレーションシステム「TRAFFICSS(トラフィックス)」で、より精巧なシミュレーション機能を追加した「TRAFFICSS OD Ver3.1」を提供すると発表した。同日から日本、中国、東南アジア地域で販売開始した。
新バージョンでは、道路を走行する車の挙動をシミュレーションした2Dアニメーションのほかに、新たに歩行者干渉機能を搭載し、ラウンドアバウトなどの信号のない交差点でも、横断歩行者の交通の影響を考慮した交通流シミュレーションが可能となった。新バージョンの価格(税別)は80万円(CD+1ライセンス)から、追加1ライセンスが40万円から。
日立産業制御では、国内外の建設コンサルタントやゼネコンの道路施策立案関係者中心に製品を拡販し、今後2年間で20システム、請負業務100件の受注を目指している。