奈良・富雄丸山古墳の「国内最大円墳」を再確認

奈良・富雄丸山古墳の「国内最大円墳」を再確認

奈良市教育委員会は、富雄丸山古墳を発掘調査した結果、直径が109㍍だったことが分かったと発表した。これにより、これまで国内最大といわれた埼玉県の丸墓山古墳の105㍍を上回る国内最大の「円墳」であることを再確認した。
奈良市の富雄丸山古墳は4世紀後半に造られた円墳で、2017年行われた上空からのレーザー測量で直径が110㍍前後と分かり、国内最大規模の円墳として注目された。
今回古墳の正確な大きさを調べるため、発掘調査が進められていた。古墳は3段構造になっていて、平坦な部分の幅は1段目が7.2㍍、2段目が8.8㍍で、他の円墳に比べてかなり広いことが分かった。