JFEスチール、竹中工務店「ハット型鋼SC梁」開発

JFEスチール、竹中工務店「ハット型鋼SC梁」開発

JFEスチール(本社:東京都千代田区)、JFE建材(本社:東京都港区)、竹中工務店(本社:大阪市中央区)の3社は2月26日、施工効率を向上して省力化を可能とする「ハット型鋼SC梁」を共同開発し、それぞれ一般財団法人 日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得したと発表した。
この技術は薄い鋼板をZ形に折り曲げ、それらを2枚組み合わせることで形成される「ハット型鋼」を用い、その内側に主筋のみを配筋した後にコンクリートを打設して一体構成する梁部材。
通常のRC梁断面において必須となるあばら筋および型枠が不要で、現場配筋および型枠設置に係る作業手間を大幅に低減できるのが特長。