日本ユニシス 介護事業者の円滑な資金調達を支援

日本ユニシス 介護事業者の円滑な資金調達を支援

各種ITサービスの日本ユニシス(本社:東京都江東区)は2月28日、医療や介護などの医療系領域におけるファクタリング関連サービスの開始を目指して、一部機能を用いた実証実験を開始すると発表した。
3月から6月まで介護事業者の参加を募り、複数に金融機関と共同で介護報酬ファクタリングのマッチングサービス「Fortune MediFin(フォーチュンメディフィン)」を提供する。フォーチュンメディフィンは、介護報酬債権の早期資金化および手続きの簡略化を希望する介護事業者と、その資金繰りを支援する金融機関とをマッチングするサービス。
介護や調剤などを含めた医療系領域の債券譲渡額は、平成29年度の社会保険診療報酬支払基金では年間5,000億円超となっており、国民健康保険団体連合会の診療報酬支払基金と合わせると年間1兆円超に上り、医療従事者にとってのファクタリング利用は主な資金調達手段の一つとなっている。