17年度の社会保障給付費は過去最高の120兆円超,介護は10兆円突破

厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所はこのほど、2017年度の年金、医療、介護などの社会保障給付費が過去最高の120兆2,443億円に上ったと発表した。介護は10兆1,016億円となり、介護保険制度創設から初めて10兆円を突破した。               2017年度の社会保障給付費を分野別にみると、全体の45.6%を占める「年金」が前年度比0.8%増の54兆8,349億円だった。次に多い32.8%を占める「医療」は同1.6%増の39兆4,195億円となっている。