延べ142河川で氾濫、台風19号 列島各地に猛威の”爪痕”

10月12日から13日未明にかけて東日本を縦断した超大型台風19号は猛威を振るい、日本列島各地に記録的な大雨を降らせた。長野県の千曲川、宮城・福島両県を流れる阿武隈川など関東・甲信・東北地方などの21カ所で堤防が決壊し、河川流域の住宅地が大規模浸水した。記録的豪雨により河川の氾濫も相次ぎ、国土交通省によると東日本の延べ142河川で氾濫、泥水が住宅地を急襲。高さ1.5mから5mを超えた泥流は各地の自然の風景を変えた。