豊田自動織機 中国で電動コンプレッサの初の海外生産開始

豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市)は10月10日、カーエアコン用電動コンプレッサの初の海外生産を中国で2020年初旬より開始し、順次その台数と生産規模を拡大していくと発表した。中国のコンプレッサ生産拠点の豊田工業電装空調圧縮機(昆山)有限公司(所在地:江蘇省昆山市、以下、TACK)および烟台首鋼豊田工業空調圧縮機有限公司(所在地:山東省烟台市、以下、YST)にそれぞれ電動用生産ラインを新たに設置し、生産・供給する。それぞれの立ち上げ時の年間生産能力は、TACKが2020年3月で約40万台、YSTが2021年6月で約40万台。豊田自動織機は2003年に電動コンプレッサを世界で初めて量産開始して以降、世界シェアNo.1を堅持しており、電動車市場の拡大とともに生産台数を増やし、これまでに約2,000万台生産している。