出生数初の90万人割れ 厚労省推計 4年連続最少更新

厚生労働省の人口動態統計の年間推計によると、2019年生まれの子どもの数は1899年の統計開始以来初めて90万人を割り込み、過去最少の86万4,000人(前年比約5万4,000人減)となる見通しであることが12月24日分かった。減少幅は平成がスタートした1989年以降で最も多かった。4年連続での過去最少の更新となる。出生数の90万人割れは2021年と推計していたが、想定より2年早まることになる。