世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級タイトルマッチ12回戦が6月19日、米ネバダ州ラスベガスで行われ、統一王者で28歳の井上尚弥(大橋)がIBF同級1位のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)を三回2分45秒KOで降した。この結果、スーパー王座のWBAは5度目、IBFは3度目の王座防衛に成功した。
井上は左のボディー攻撃でニ回に最初のダウンを奪い、三回には2度ダウンさせて仕留めた。自身が持つ日本最多の世界戦連勝を16に、世界戦勝利数を14に伸ばした。戦績は井上尚弥は21戦全勝(18KO)、ダスマリナスは30勝(20KO)3敗1分けとなった。